うんこを流さない奴のうんこを流さない理由

今日次男が風呂入りたくないって言うから、うんことかしたならお尻洗わないかんよ。今日うんこしたでしょ?って聞く。
そしたら
「学校でした!流さなかった!」
と嬉しいそうに言う。
僕は昔、流さないでそのままにするやつの気が知れなかった。
そうする意味が全くわからなかったし、そのままにしてトイレからでる後ろ髪ひかれ加減によく耐えうるもんだと。うんこを置き去りによくもドッジボールとか発言ができるなと。
できることなら、犯人にあってその真意を聞いてみたいとも思ってて、でも奴らは大概にして煙幕をはり、その姿を知りえないまま、うんこだけ全体公開に設定して1日をやり過ごす。
あれから30年。そちら側の人間とようやく会えた。
言い訳はこうだ。
「うんこをしたら紙がなかった。だからそのまま中腰で隣のトイレにいって、そこでまた少しでたからそこで拭いた。そこは流した」
おー、なるほど。わりとちゃんとした理由があるものだ。
いや、充分ダメなのだけど、でも少し安心した。そういった類の癖ではなさそうだ。
で、さらに話は続く。
「で、僕が発見した!」
これは腹がよじれるほど笑ってしまった。
犯人は現場に戻る。
全くセオリー通りだし、そのまま放置するのも申し訳ないって感情も小1なりにきっと働いたのだと思う。
自分でしたうんこを、「わ、うんこがあるー!」ってドヤ顔で皆に晒した我が子。
きっと、今までに感じたことない複雑な感情を体験したんだろうな。
そこにトキメキを覚えてないことを祈る。
てか、でもやっぱりどんな理由があるにせよ流せ(笑)
最後に、結局誰が流したのかを問う。
「流さなかった!」
今もまだ、誰も居ない真っ暗な学校のトイレの中、我が子のうんこがあるという。
たのむから朝一で流せよ!

Akio Harada blog

原田章生 画家 音楽家

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